MEL製品 アクティブフィルター設計機能

S-NAP-PRO S-NAP-DESIGN S-NAP-FIELD
【アクティブフィルター設計機能】
~仕様を入力するだけで、一瞬のうちに種々のアクティブフィルター設計します~
オペアンプを用いた、LPF,HPF,BPF,BEF,オールパスフィルタを設計できます。
チェビシェフ、バターワース、ベッセル、連立チェビシェフ(楕円)特性を指定できます。
多重帰還、VCVS、サレン・キーなど種々の回路構成で設計できます。
指定されたスペックから必要次数を計算し、最大12次まで設計します。
(ベッセル特性は8次まで。)


操作手順
1. LPF設計など設計項目を選択します。
2. チェビシェフ、バターワースなどの特性ページを選択します。
3. 仕様、回路形式を入力します。
4. 設計ボタンを押します。
5. 回路図ができあがります。
6. シミュレーションコマンドで、S・NAP-Proなどのシミュレータにデータが渡され、即座にシミュレーションできます。


【バターワースLPF設計例】
バターワースLPFを多重帰還型で設計した例です。
カットオフを1KHzとし、2KHzで40dB減衰するように指示してあります。
その結果、7次で設計されています。
シミュレーション結果から、2KHzで42dBの減衰が確認できます。




【チェビシェフHPF設計例】
チェビシェフHPFをVCVS型で設計した例です。
パスバンドエッジを2KHzとし、1KHzで40dB減衰するように指示してあります。
その結果、6次で設計されています。
シミュレーション結果から、1KHzで45dBの減衰が確認できます。




【連立チェビシェフ(楕円)BPF設計例】
楕円BPFを負帰還型で設計した例です。
中心周波数を1KHzとし、通過帯域幅を300Hz、阻止帯域で30dB減衰するように指示してあります。
その結果、3次で設計されています。
Lシミュレーション結果から、1.38KHzで約70dBの減衰が確認できます。また、阻止域での跳ね返りも30dB以下であることがわかります。




【バターワースBEF設計例】
バターワースBEFを状態変数型で設計した例です。
阻止周波数を1KHzとし、1KHzで30dB減衰するように指示してあります。
シミュレーション結果から、1KHzで50dB以上の減衰が確認できます。
BEFは状態変数型のみの回路構成になります。




【オールパスフィルタ設計例】
オールパスフィルタを遅れ位相で設計した例です。
1KHzで、45度の遅れ位相になるように指示してあります。
シミュレーション結果から、1KHzで45度の位相遅れが確認できます。


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english MEL Microwave & Electronics Laboratory