MEL製品 S-NAP/Design for Windows

S-NAP-PRO S-NAP-DESIGN S-NAP-FIELD
【マイクロ波フィルター設計機能】
~仕様を入力するだけで、一瞬のうちに種々の高周波、マイクロ波フィルター設計します~  


LC、マイクロストリップ、電気長線路、ストリップラインを用いた、LPF,HPF,BPF,BEFフィルタを設計可能です。

チェビシェフ、バターワース、ベッセル、連立チェビシェフ(楕円)特性を指定できます。
スタブ型、結合線路型、ステップドインピーダンス型などの種々の回路構成で設計できます。
指定されたスペックから必要次数を計算し、最大20次まで設計します。(ベッセル特性は11次まで。)


操作手順
1. LPF設計など設計項目を選択します。
2. チェビシェフ、バターワースなどの特性ページを選択します。
3. カットオフ周波数や減衰量などの仕様を入力します。
4. 集中定数(LC)構成、マイクロストリップ構成など回路形式を指定します。
5. 設計ボタンを押します。
6. 回路図ができあがります。
7. シミュレーションコマンドで、S・NAP-Proなどのシミュレータにデータが渡され、即座にシミュレーションできます。
8. ステップ部分、オープン部分、Teeジャンクションで発生する不連続成分も考慮して設計が行われます。


【ステップドインピーダンス型チェビシェフLPF設計例(マイクロストリップ)】
チェビシェフLPFを、マイクロストリップを用いたステップドインピーダンス型で設計した例です。
カットオフを2.5GHzとし、3.5GHzで30dB減衰するように指示してあります。
プリント板定数を記入します。例では、H=1mm、εr=3.4を用いています。
その結果、7次で設計されています。
ステップ部分で発生する不連続成分も考慮して設計が行われます。




【エッジカップル型チェビシェフBPF設計例(マイクロストリップ)】
チェビシェフ型BPFを、マイクロストリップを用いたエッジ結合線路で設計した例です。
中心周波数を2.45GHzとし、帯域幅100MHzに指示してあります。
プリント板定数を記入します。例では、H=1mm、εr=3.4を用いています。
その結果、3次で設計されています。
結合線路の開放端部分で発生するフリンジングキャパシタ成分も考慮して設計が行われます。





【チェビシェフBPF設計例(LC)】
チェビシェフBPFを、LCタンク構成(トップC)を用いて設計した例です。
中心周波数を500MHz、帯域幅20MHzに指示してあります。
その結果、3次で設計されています。
LCを自己共振モデルに置き換えることもできます。





【その他のフィルター設計例】
~連立チェビシェフやベッセルなど、色々なフィルター設計例がありますので、タイトルをクリックして下さい~


LPF(500MHz)ベッセル型LC
LPF(2.5GHz)楕円型マイクロストリップ
HPF(1.2GHz)楕円型電気長線路
BPF(500MHz)楕円型LC2次
BPF(5.6GHz)楕円型電気長線路
BPF(500MHz)コンスタントディレイ型LC
BSF(1.2GHz)チェビシェフ型マイクロストリップ
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english MEL Microwave & Electronics Laboratory